時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

対韓十か条 の検索結果:

日本国の対韓十か条の要求その10-国際社会における汚職・買収戦略の放棄:The Ten Demands to South Korea Part10

本日で、対韓十か条の要求シリーズは最後となります。実のところ、他にも韓国への要求はあるのですが、今回は、優先順位の高い項目を選んで挙げました。今回のシリーズの最後の対韓要求は、国際社会における汚職・買収戦略の放棄です。 邦文:国際社会における汚職・買収戦略の放棄 公正な国際社会を実現するために、もう一つ、韓国に要求すべきこと、それは、買収と汚職を止めることです。韓国の歴代の大統領とその親族の中には、汚職で逮捕される者も少なくなく、国際社会においても、韓国の賄賂・汚職容認文化の…

日本国の対韓十か条の要求その9-嘘を吐くなかれ:The Ten Demands to South Korea Part9

日本国の対韓十か条の要求の第9番目の要求は、嘘を吐くなかれです。 邦文:嘘を吐くなかれ もう一つの要求項目に共通する問題点は、韓国が、常々、嘘を吐くことです。竹島問題では、日本国が植民地化の過程で奪い取ったと嘘を吐き、反日教育は、日本国を悪者や加害者に仕立てた嘘の塊のようなものです。時には、韓国人は、日本人を装って悪事を働くこともあるのです。韓国では、VANKと呼ばれる組織が1999年に設立されており、官民を挙げてジャパン・ディスカウントの活動を展開し、国際社会に嘘を広めてい…

日本国の対韓十か条の要求その8-国際法の遵守と法の支配の尊重:The Ten Demands to South Korea Part8

日本国の対韓十か条の要求の第8番目の要求は、国際法の遵守と法の支配の尊重です。 邦文:国際法の遵守と法の支配の尊重 これまで述べてきた要求項目に共通する点の一つは、韓国が、国際法や国際ルールを誠実に遵守せず、日本国の名誉や権利を不当に侵害していることです。韓国は、日本国に対する債務さえ誠実に返済しようとはしていません。北朝鮮と同様に、韓国と条約等を締結することは、何れの国にとっても無駄なことなのです。また、紛争の解決に際しても、国際社会において設けられている平和的な解決方法を…

日本国の対韓十か条の要求その7-盗難文化財の返還:The Ten Demands to South Korea Part7

日本国の対韓十か条の要求の第7番目の要求は、盗難文化財の返還です。 邦文:盗難文化財の返還 2013年3月26日、韓国の大田地裁は、長崎県対馬市の観音寺から韓国人窃盗団によって盗まれた県指定文化財の観世音菩薩座像について、この仏像が正当な手段で取得したことが証明されない限り返還してはならない、とする仮処分を決定しました。盗まれた仏像は、14世紀の高麗時代に浮石寺で作られたものですが、その後、李朝が徹底的に仏教を弾圧したため、仏像や仏具の多くが日本国に流出しています。日本国のお…

日本国の対韓十か条の要求その6-日本文化の起源主張の取り下げ:The Ten Demands to South Korea Part6

日本国の対韓十か条の要求の第6番目の要求は、日本文化の起源主張の取り下げです。 邦文:日本文化の起源主張の取り下げ 日本国には、長きにわたる歴史の中で培われてきた様々な伝統文化があります。日本国の文化は、19世紀のジャポニズムの流行などによって世界に知られるようになりましたが、最近に至り、韓国は、日本国の伝統文化の起源を主張し始めました。剣道、柔道、合気道、空手、忍術といった武道から、茶道、華道、盆栽、お寿司といった文化芸術や食品に至るまで、その数は枚挙に遑がありません。韓国…

日本国の対韓十か条の要求その5-韓国企業の不正行為に対する取り締まり強化:The Ten Demands to South Korea Part5

日本国の対韓十か条の要求の第5番目の要求は、韓国企業の不正行為に対する取り締まり強化です。 邦文:韓国企業の不正行為に対する取り締まり強化 2012年4月25日、日本国の鉄鋼会社である新日鉄住金は、韓国企業のポスコを相手取り、不正競争防止法違反で1000億円の損害賠償を求める訴訟を東京地方裁判所に起こしました。2014年3月13日には、東芝もまた、半導体メモリの研究データを韓国のSKハイニックスに流した元社員が逮捕されたことを受けて、同社の提訴に踏み切りました。これらの事件は…

日本国の対韓十か条の要求その4-虐殺・人権侵害・犯罪に対する謝罪:The Ten Demands to South Korea Part4

日本国の対韓十か条の要求の第4番目の要求は、虐殺・人権侵害・犯罪に対する謝罪です。 邦文 虐殺・人権侵害・犯罪に対する謝罪 第二次世界大戦において起きた悲劇として、真に知られていない事件とは、朝鮮半島、並びに、日本国内において、これまで同じく“日本人”であった朝鮮人が、無防備な状態に置かれた婦女子を含む日本人を虐殺、暴行し、不動産の暴力的な侵奪などを行ったことです。日本国の駅前に在日韓国・朝鮮人経営のパチンコ店が多く見られるのも、犯罪の証拠に他なりません。韓国は、日本人に対す…

日本国の対韓十か条の要求その3-名誉棄損と誣告の停止:The Ten Demands to South Korea Part3

日本国の対韓十か条の要求の第3の要求は、名誉棄損と誣告の停止です。 邦文 名誉棄損と誣告の停止 日本国は、戦争の結果ではなく、1910年に大韓帝国と条約を結ぶことにより、朝鮮半島を併合しました。第二次世界大戦後のサンフランシスコ講和条約において、日本国は朝鮮半島の独立を認め、1965年の日韓請求権協定の締結によって、個人を含む全ての過去の出来事に関する清算は終えています。しかしながら、1980年代後半頃から日本統治に対する批判を強め、特に慰安婦問題については積極的に国際プロパ…

日本国の対韓十か条の要求その2-反日教育の廃止:The Ten Demands to South Korea Part2

日本国の対韓十か条の要求の第2の要求は、反日教育の廃止です。 邦文 反日教育の廃止 日本国と韓国は、1965年に日韓基本関係条約を締結し、国交を正常化しました。条約締結により過去の出来事は全て清算したはずなのですが、韓国政府は、以後も反日教育を推進し、韓国の教室では、史実や実像を捻じ曲げ、日本国は極悪な加害国であると教えています。この結果、韓国国民の多くは、日本国、並びに、日本人に対して敵対的な感情を抱き、日本人に対する加害行為を正当化するまでになりました。「市民的及び政治的…

日本国の対韓十か条の要求その1-竹島からの撤退:The Ten Demands to South Korea Part1 Withdrawal from Takeshima

日本国の対韓十か条の要求の第1の要求は、竹島からの撤退です。 邦文 竹島からの撤退 1952年1月18日、韓国政府は李承晩ラインを一方的に設定し、1953年4月20日には、江戸時代に幕府が運営し、国際法に基づいて1905年に正式に日本国の島根県に編入した竹島に独島義勇守備隊を上陸させます。そして同年7月27日には、韓国政府は竹島の領有を宣言するのです。日本国は、この時期、新たに制定された日本国憲法の第9条の制約により自衛隊が未だ発足しておらず、竹島を防衛することができませんで…

日本国の対韓十か条の要求-The Ten Demands to South Korea

本日より、日本国の対韓十か条の要求シリーズを始めたいと思います(10日程を予定…)。日本側の主張は、海外にも発信する必要があるため、英文版も用意しています。本日は初日ですので、まずは、序文から掲載します。なお、邦文と英文とでは、日本人と海外諸国の人々との間の一般常識やそれぞれの問題に対する基礎知識の違いを考慮したため、必ずしも一致しているわけではありません。 邦文 これまで韓国は、日本国に対して様々な要求を繰り返してきました。竹島に対する領有権主張の放棄や慰安婦問題の法的責任…