時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

エプリール・フールがチャイナ・デーに改名?

 4月1日は、エプリール・フールといって、うそをついても許される特別な日です。そこで、各地では、この慣習に因んだイベントが数多く開催されました。中でも、注目のイベントは、”エプリール・フールの名前を変えよう!”という催物です。一か月前から名前の募集を行ったところ、全国から100万通の応募があり、その中で、堂々の第一位に選ばれたのが、”チャイナ・デー”でした。

 選考委員のコメントによりますと、この名称が一位に選ばれた理由は、中国ほど、公然とうそをつくことが許される国はないから、とのことでした。なるほど、普通の国では、うそをつくと咎められますが、中国では、政府を筆頭にうそが日常茶飯事になっています。そこで、チャイナ・デーほど、エプリール・フールの主旨と一致した名前はない、ということなのでしょう。

 さて、このお話、うそのようで、本当のような、4月1日の記事でした。