時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

そら恐ろしい姫井議員の行動

 姫井議員は、民主党からの離党と新党への参加を表明した日の翌日、あっさりと前言を翻してしましました。果たして、この行動は、政治家として妥当なのでしょうか。

 自分自身の行動が、他者に影響を与える場合には、人は、それなりに慎重になるものです。先般の新党結成についても、5人の議員が集まらなくては成立せず、一人でも抜けると他の議員の方々に迷惑をかけるとになります。ですから、離党と新党への参加を表明する前に、新党の政策方針をしっかりと見極めるべきでしたでしょうし、一度、参加を決めた限りには、責任を全うすべきであったとも言えます。しかしながら、報道によりますと、姫井議員は、後になってから自分の思うような政策方針ではないことがわかったことを理由に、新党への参加をやめたというのです。

 こうした行動を平気でとれる議員に、政治家として国政を任せることに不安を抱かざるを得ません。これでは、損得勘定で行動し、よく調べもしないで決定を行い、しかも、都合が悪くなったら無責任に変心するという政治姿勢を、自らの行動で示したのですから。まことに、そら恐ろし限りと思うのです。

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