時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

麻生政権におけるインド洋給油活動継続法案の行方

 本日、自民党の総裁選挙が行われ、麻生太郎氏が、第23代の総裁に選出されました。このことにより、麻生政権が発足することになるのですが、インド洋での海自による給油作業の行方は、どうなるのでしょうか。

 昨年の期限切れにあっては、連立与党は、衆議院議員での三分の二条項を使って法案を通しましたが、今年は、与党の内部でも、公明党は消極的な姿勢を示していると言います。しかも、報道によりますと、その公明党が、早い時期から麻生氏支持を打ち出しているというのです。この状況から判断しますと、必ずしも本法案が、すんなりと可決されるとは思えません。

 アフガニスタンでのタリバンとの戦闘が激化し、ソマリア沖などでも海賊が出没する中で、日本国が、テロとの戦いシーレーンの安全に対して一切負担を負わない、となりますと、無責任やフリー・ライダーのそしりを受けてしまいます。麻生政権にあっては、本法案の成立に全力を尽くしていただきたいと思うのです。

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