時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

勝手に権力を作り出す人々

 放っておきますと、世の中の至るところで、”勝手な権力者”ができてしまうことがあります。会社の組織でも、お目付け役のような人がいて、その人の承認がないと事案が通らないとか、社内に派閥があって、特定の派閥の意見しか通らないということが、しばしばあります。

 これが、公権力となりますと、問題はより大きくなります。それは、”勝手な権力者”がいますと、すべての人々に不利益を与えますし、また、権力の私物化が起きてしまうからです。そこで国家では、こうした非公式で私的な権力が生じないように、法律を定めて制度作りをしているのです。しかしながら、最近になって、こうした”勝手な権力者”の事例を多く目にするようになりました。マスコミしかり、日教組しかり、創価学会しかりです。いつから、政治は、こうした組織の”承認”なくして、物事を決められなくなったのでしょうか。

 政治とは、国民からの負託を受けて行われるものです。政治家の方々には、ぜひ、国民の意向に沿った政治を行っていただきたいと思うのです。

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