時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

地球温暖化説は現代の天動説?

 本日の新聞報道によりますと、地球の気候は、IPCCの予測に反して寒冷化に向かっているそうです(本日付日経新聞朝刊)。

 昨年開かれた国連のCOP4でも、地球温暖化の原因は二酸化炭素の排出増加で間違いなし、と結論付けたはずです。いわば、国連お墨付きの定説となったわけです。しかしながら、ここに来て、気象の観測データは、この定説とは反対の現象を示すようになりました。実際の観測結果では、地球の温度は低下していたのです(IPCCの予測では、10年あたり0.2度上昇するところが、反対に0.2度低下・・・)。つまり、自然現象が、権威によって絶対視されてきた定説を覆してしまったのです。

 より詳細な調査の結果、地球の気温が海水や太陽の活動によって影響を受けることが判明すれば、地球温暖化二酸化炭素犯人説は否定され、温暖化対策の見直しも迫られることになりましょう。何よりも、中世における教会の天動説への執着を繰り返すべきではなく、事実を事実として受け止めることが大事と思うのです。

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