時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

不正選挙を防止する方法を

 本月1日に行われた北九州市の市議会選挙において、偽の投票用紙が多数発見されたそうです。市の選管によりますと、不正を働いた人物は、自らの選挙区では、偽の投票用紙を用いて投票を済ませ、別の選挙区に赴いて残していた本物の用紙で投票を行った、とその手口を推測しているようです。

 この事件から明らかとなったことは、・・・

1)「偽投票用紙」は63枚発見されており、個人の犯行ではないこと。
2)選挙人名簿に記載のない人が、少なくとも63人も投票しており、選管の管理体制が不備であるか、あるいは、内部協力者がいること。
3)「偽投票用紙」以外にも、投票者数よりも投票数の方が総計36枚上回っており、手口は、「偽投票用紙」のみではないこと(合計100人以上が協力か・・・)。

・・・などです。これらのことから、この不正は、組織的に行われた疑いが濃く、何らかの集団が関わっていると推理することができます。犯行集団を特定することが先決ですが、こうした不正行為を防ぐ方法を考えることも大事です。まずは、本人確認の厳格化が必要となりましょうが、選挙区ごとに投票用紙の色や様式を変える、といった方法も防止に役立つかもしれません。

 この他にも、創価学会による住民票の移動疑惑などもあり、国民の多くは、選挙が公正に行われているのか、疑問に感じています。国民の不安を払拭するためにも、不正防止のシステムを早期に構築すべきと思うのです(住民票の移動については、地方選挙権には、一定の居住期間を設けるなど・・・)。

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