時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

民主党は何故選挙開票作業から国籍条項を削除したのか?

 京都市伏見区の開票作業において、1500票が次世代の党から共産党に移された選挙不正事件。この事件の背景には、民主党政権時代に、選挙の開票作業員の資格から国籍条項を削除したことが指摘されております。
 
 伏見区での不正行為も、あたかも単純ミスのように誤集計と表現されていますが、作業員による故意の犯行であることは明白です。国籍条項の削除に至っては、”ミス”ということはあり得ません。政治的な意図があったとしますと、外国人、おそらくは、民主党と協力関係にあった民潭といった組織に属する人々を、選挙作業に当たらせることが目的であったとしか考えらえません。民主党は、党の代表選挙でも外国人に投票権を与えてきたことが批判され、この件に関しては制度改革を行ったそうですが、参政権が国民固有の権利であることの意味を全く理解していないようです。地方選挙ではなく、国政選挙なのですから、申し開きのしようもないのではないでしょうか。不正目的以外に、敢えて、日本国の選挙の開票作業に加わりたい外国人がいるとは思えません。
 
 国籍条項の撤廃は、民主党のみならず、共産党にも利用された可能性がありますが、不正選挙への導火線を引いた民主党の責任は重いのではないでしょうか。国民の知らぬ間に、日本国の民主主義が蝕まれているとしますと、これは、国民に対する背信行為ではないかと思うのです。
 
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