時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

韓国のノーベル平和賞署名活動-竹島不法占領への貢献?

 驚くべきことに、韓国では、日本国憲法第9条にノーベル平和賞を授与すべきとする署名活動が開始されたそうです。「日本平憲法第9条ノーベル平和賞に推薦する韓国委員会」なる組織も設立されておりますが、この活動、藪蛇となるのではないかと思うのです。
 
 何故ならば、韓国による竹島の不法占領、即ち日本国に対する侵略行為は、憲法第9条あってのことだからです。仮に、第9条がなければ、日本国は、一般の諸国と同様に、自国領域に対する隣国の一方的な武力行使を、即座に軍事力を以って排除したことでしょう。当時、日本国には、軍隊らしい軍隊さえ存在していない状況を見越して、韓国は、平和を破壊する行為を行ったのです。韓国が、ノルウェー・ノーベル委員会に対して日本国憲法の授与を韓国が求めることは、自らの平和破壊行為への受賞を薦めているようなものです
 
 韓国は、”平和憲法”をめぐる自己矛盾に気が付いているのでしょうか。それとも、竹島の不法占領を評価しての憲法第9条の評価なのでしょうか。
 
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