時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

DVの如きNHKの偏向番組

 本年度に入って、NHKは、立て続けに”JAPANデビュー”と”日本と朝鮮半島2000年”という番組を放映しました。どちらも番組も、見るに忍びない意図的な偏向が加えられておりましたが、ふと、NHKの番組製作者のメンタリティーに、DV(ドメスティック・バイオレンス)に通じるものが感じられたのです。

 DVとは、家庭内で起きる暴力であり、外部から振るわれる暴力ではなく、内部において日常化された暴力のことです。外部からの視線や介入が遮られているため、暴力がエスカレートしやすいことも、その特徴の一つとして挙げることができます。また、新聞などによりますと、DVは、物理的な手段に限らず、精神的な苦痛を与え続ける場合もあるそうです。先日放送されたこれらの2つのNHKの番組には、根拠に乏しい偏向内容によって視聴者である日本人の尊厳や心を傷つけようとする意図がありありと覗え、DVを行う側の他虐行為と重なって見えます。執拗かつ一方的に、抵抗できない国民を虐げているかのようなのです(NHKは、国民が受信料を負担せざるをえない公共放送・・・)。

 しばしば、NHKやマスコミの偏向は、”自虐史観”と表現されますが、実のところは、DVと同様に他虐行為なのかもしれません。それが、国内で起きているからこそ自虐のように見えるのです。NHKもマスコミも、故意に国民に精神的な苦痛を与える行為が、DVに当たることに思い至っていただきたいと思うのです。

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