時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

マスコミは政治家を選ぶ?

 国会議員とはそれぞれが国民の代表ですので、マスコミが、政治家にインタビューを求める時には、幅広い政治家にマイクを向けた方がよいに決まっています。しかしながら、どうしたことか、NHKなどのマスコミがインタビューする政治家には偏りがるようなのです。

 NHKが政治家にインタビューを申し込む場合、党を通してなのか、それとも、直接個人に依頼するのか、手続きの詳細は分かりません(許可が必要かどうかも不明・・・)。しかしながら、画面を見る限りでは、与野党ともに、常にインタビューの相手が数人に限られているのです。これには、もしかしますと、国会議員の中には、インタビューを避けている議員の方々もおられることも原因しているのかもしれませんが、不自然なことではあります。もし、マスコミが、全ての国会議員にマイクを向けるようになれば、国民は、日本国の国会議員の存在を広く知ることができます。

 政治家へのインタビューは、政治家としての見識や人柄を示す機会となりますので、すべての政治家にチャンスを広げるべきなのではないかと思うのです。政治家もまた、いつマイクを向けられるともわからないインタビューに備えて、政治家としての研鑽を積むことにもなりましょう。マスコミのインタビューの方法を変えるだけで、日本国の政治は、僅かなりともレベル・アップすることができるのではないでしょうか。

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