時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

定住外国人参政権法案は”後出しじゃんけん”

 恥知らずな中国訪問に次いで、民主党小沢幹事長は、韓国の大学での講演で、来年度の通常国会において定住外国人参政権を与える法案を提出すると述べたと報じられています。誰からみましても、これは、国民を騙す行為であり、”後出しじゃんけん”に当たるのではないでしょうか。

 先の衆議院選挙のマニフェストでは、あえて国民の支持を失わないために、世論の反対の強いこの法案は外したと言われています。政権交代への障害が大きい、つまり、この法案をマニフェストに載せれば、民主党に投票する有権者が減るということを、民主党は充分に自覚していたことになります。こうした自覚がありながら、本法案を国会に提出するとなりますと、故意に有権者を騙したことなりますので、道徳的にも許されません。この法案には、憲法違反や内政干渉を含めて問題が山積しているのですから、強硬に採決しますと、将来に禍根を残すことになります。

 最近の民主党の行動を見ておりますと、あまりの狡さと意地悪さに、空恐ろしくなります(日本いじめ?)。道徳心や常識のかけらもない政府が存在していることは、国民にとりまして、この上ない不幸と思うのです。

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