時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

”在日朝鮮人”=右翼説を読み解く

 高等学校の授業料無償化をめぐって、政府は、朝鮮学校を政策対象から外すという方向で検討しているようです。ところで最近になり、”朝鮮籍”とは、実は、大日本帝国時代の戸籍の名称であることを知り、これまでの疑問が頭の中で氷解することになりました。

 近年、海外のマスコミの報道により、戦後、我が国において”右翼”と呼ばれ、灰色の街宣車で大音響を張り上げて活動を行ってきた団体が、在日韓国・朝鮮人の人々であることが判明しました。両国とも、本国においては激しい反日教育を行うことで知られており、韓国併合を非難してきたわけですから、こうした国の人々で結成されている団体が、”右翼”であることはいかにも不自然であり、にわかには信じられなかったのです。しかしながら、”朝鮮籍”が”北朝鮮籍”を意味するのではなく、法律上既に消滅した大日本帝国の戸籍名であるとしますと、彼らの大日本帝国への執着心は理解することができます。何故ならば、我が国においては、大日本帝国こそ、”朝鮮籍”の人々の拠り所であるからです。

 北朝鮮、右翼、大日本帝国は、こうして一本の線で結ばれることになるのですが、この憶測は、当たっているのでしょうか。もし、この憶測が事実であるならば、多くの国民が知るべき重大な問題ですし、政府も対応を考えるべきと思うのです。

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