時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

郵便局の監視カメラ撤去への疑問

 郵便局では、32億円をかけて監視カメラを撤去すると報じられています。監視カメラが設置されていると、職員の士気が下がるということらしいのですが、金融機関である限り、監視カメラがあったほうが、よいのではないかと思うのです。

 民間の金融機関が、職場に監視カメラを設置してるかどうかは、分からないのですが、もし、民営化とともに郵便局に監視カメラが設けられたとしますと、それは、民間の基準に合わせるということであったのかもしれません。あるいは、民間では設置していないけれども、あえて郵便局には必要と判断されたとしますと、日本郵政では、郵便局員による不祥事の多さを問題視したとも考えられます。何れにしましても、何らの理由もなく監視カメラを設置したとは思えないのです。

 不祥事はないほうがよいに決まっていますので、事件を未然に防止するためにも、監視カメラはそのままにしておいた方が国民も安心します。士気の低下は、監視カメラが原因しているとも思えないのです。

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