時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

政治主導の”カジノ・パチンコ合法化”は問題

 超党派による「カジノ議連」の発足。政治家が、率先してカジノとパチンコを合法化するために活動組織のようなのですが、このような政治主導型の立法は、国民にとりましては、迷惑以外のなにものでもないように思うのです。

 カジノの合法化を積極的に求めている国民は、そう多くはないのではないでしょうか。一方、民主党の小沢氏が、カジノ好きという報道もあり、資金力のある政治家のなかには、合法化を求める声があるのかもしれません。しかしながら、公序良俗や国家の安全保障を考えれば、政治家は、組織犯罪の資金源となる闇カジノや北朝鮮へ送金となるパチンコの規制を強化こそすれ、規制緩和するのはもっての他と思うのです。

 法律は、国民多数の要望を受ける形、つまり、国民主導で制定すべきものであり、特に、刑法分野の法律の緩和は、社会秩序の崩壊と犯罪の増加にもつながりかねないのですから、より慎重であるべきと思うのです。

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