時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

参議院議員立候補者は正直に自らを語って

 近年、選挙において、候補者の顔が見えないという欠点が、顕在化してきているように思うのです。国民が、候補者を真の姿を知らないということは、国民の政治不信の原因となっています。

 例えば、元法務大臣の千葉氏は、人権擁護法案の推進者の一人でもありますが、帰化疑惑に加えて、若かりし日には全共闘運動に参加し、過激な政治活動を行っていたとする情報が、ネット上では流されています。過激派の経歴についての指摘は、管首相や仙石幹事長にもありますが、こうした政治家は、国民に対して、正直に過去の行動を語ろうとはしません。政治家の過去の行動は、国家の重要ポストに就く人物として適任であるか、否かの重要な判断材料となります。

 当選した政治家が、ポストに就いてから事実が明らかにされるということでは、国民は、騙し打ちにあうようなものです。千葉氏を含め、全候補者は、ぜひ、自らに関する情報を国民に包み隠すことなく公開すべきではないかと思うのです。

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