時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

外国人参政権―民主党は党議拘束をかけられないのでは

 本日、我が家にも選挙公報が届きました。参議院選挙の各候補者について、記載されている情報があまりに少ないことに驚かざるを得ませんが、さらに驚いたことに、民主党のなかに、外国人参政権反対を明記している候補者がいたのです。

 民主党は、党としては、外国人参政権の付与を推進すると立場にあるようです。しかしながら、参議院選挙の公報に、外国人参政権の反対を唱える候補者がいる限り、たとえ国会に法案が提出されたとしても、党議拘束をかけることは、できないのではないかと思うのです。もし、党議拘束をかけるとしますと、この候補者は、必然的に、マニフェストを破り、有権者を裏切ることになるからです。

 民主党は、マニフェストは柔軟に変化するもの、という姿勢に転じたようですが、この候補者の外国人参政権法案に対する反対表明も、外国人参政権法案に対する反対意見が強いことを意識した、ポーズに過ぎないのでしょうか。

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