時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

北朝鮮は戦争法を守らない

 北朝鮮による延坪島砲撃が、以前にも増して国際社会に強い衝撃を与えた理由は、それが、民間人に対する無差別攻撃であったらです。今後、第二次朝鮮戦争が勃発するとしますと、北朝鮮に、戦争法の順守を期待することは全くできません。

 実際に、北朝鮮は、これまでにも、何度となく国際法違反を繰り返してきましたし、国際刑事裁判所にも参加していません。このことは、北朝鮮は、人道法もなにも無視し、残忍な方法で相手方を攻撃する可能性を示唆しています。かの国には、武士道も騎士道もなく、戦いの掟は皆無なのです。あるのは、野蛮な破壊衝動と常軌を逸した攻撃性だけです。

 我が国にも、北朝鮮の工作部隊が潜入している可能性があり、テロ攻撃には充分な警戒が必要です。北朝鮮のトップが、砲撃を”金正恩の作品”として讃える精神の持ち主であることを、忘れてはならないと思うのです。

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