時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

国民から遠のき公明に近づく民主党

 小沢元幹事長の離党を念頭に入れてか、民主党は、国会で多数派を形成すべく、連立や閣外協力の相手を探しているようです。社民党の筋が消えますと、今度は、公明党に接近しているようです。

 確かに、民主党公明党の政策の方向性には共通部分が少なくありません。例えば、外国人の地方参政権法案などは、両党とも、ここ数年来、積極的に取り組んできましたし、対外政策でも、親中の方針は一致しています。選挙戦では、双方とも非難合戦を繰り広げていましたが、政策に注目しますと、両者の対立点はむしろ少ないのです。

 その一方で、これらの政策が、国民多数の合意や支持を得ているかと言えば、そうではなく、むしろ、国民は危機感さえ抱いています。民主党の不人気の理由は、小沢幹事長問題だけではなく、国民を無視した政治姿勢にあるのではないかと思うのです。

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