時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

日本国政府もリビア国民のために行動を

 リビア情勢は、首都トリポリおけるデモ隊に対する政府側の空爆により、一刻の猶予も許されないほど、危機的な状況にあるようです。日本国政府は、非人道的な行為が繰り広げられているにも拘わらず、またもや”注意深く見守る”だけなのでしょうか。

 空爆による無差別大量殺戮に対しては、人道的な軍事介入という選択肢もあるはずです。しかしながら、日本国の場合、自衛隊の海外派兵には法的な問題があり、この方法によるリビア国民救済ができません。ですから、せめても、関連各国に訴えて、リビアの暴挙を阻止するよう、積極的に働き掛けを行うべきと思うのです。

 リビア国民を見殺しにしてはならず、非人道的な虐殺を止めさせるべく最善を尽くしてこそ、我が国は、国際社会において、人道的な民主主義国家としての役割を果たすことができるのではないでしょうか。

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