時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

”100回言っても嘘は嘘”では

 本日、韓国政府が、”従軍慰安婦”の少女像を日本大使館前に設置することを許可したことが報じられたことから、韓国に対する批難が高まっているようです。この問題をめぐる日韓の軋轢は、両国の倫理観の違いを表しているようです。

 韓国では、”嘘も百回言えば事実になる”という諺があるそうです。どのような嘘であっても、それを何度も繰り返して言えば、他の人々もそれを信じるようになり、ついには、事実となる、ということのようです。一方、日本国では、”嘘はついてはいけない”、が基本道徳としてあります。嘘には、相手へのおもいやりから出た嘘、自分を守るための嘘、相手を陥れるための嘘、などがありますが、特に、二番目と三番目の嘘は、ご法度なのです。この倫理観の違いが、慰安婦問題の背景にあり、事実化しようと必死になって嘘を言い立てる韓国と、その嘘に反発する日本という対立構図が出来上がっているのです。

 ”嘘をついてはいけない”は、人類普遍の道徳と考えられますし、嘘は、いずれ、ばれるものです。”100回言っても嘘は嘘”なのですから、韓国は、自らの姿勢を反省してみるべきなのではないでしょうか。

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