時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

米スタバ韓国人差別事件は差別なのか

 本日、極めて奇妙な事件が報じられていました。事件の現場はアメリカなのですが、果たして、報じられている行為が差別に当たるのか、いささか疑問なところなのです。

 事件の顛末は、以下の通りです。韓国人が、アトランタにあるスタバで、店員からカップを受け取ったところ、そのカップには、「つり上がった目」のイラストが描かれていたというのです。この店員は、注文者が分かるように似顔絵を描いたのでしょうが、受け取った韓国人は、これを差別行為として激怒し、本社にも謝罪を求めたそうです。しかしながら、もし、実際に、この韓国人が、「つり上がった目」の持ち主であったとしますと、どうでしょうか。また、「つり上がった目」は、差別されるべき顔の特徴なのでしょうか。かつて、日本人も、欧米のマスコミなどでは、眼鏡の出っ歯に描かれていることがありましたが、こうした問題は起きませんでした。

 似顔絵であるならば、本人に似せて書くこと自体が差別行為とみなされ、美化が強要されることになります。また、「つり上がった目」に怒った韓国人の訴えは、自ら「つり上がった目」は、差別の対象であると認めたことにもなります。さて、この事件は、差別問題なのでしょうか。

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