女性宮家の配偶者問題

　女性宮家の創設については、議論しなければならない課題が山積しております。その一つとして、女性宮家の当主の配偶者問題があります。

　伊勢の斎宮、ならびに、賀茂の斎院を復活させるならば、未婚を通していただくという道もあるのですが、ご本人の承諾を要しますので、なかなか難しい点もあることでしょう。ですから、現在のように、祭主としてお勤めいただくという方法もないわけではありません。もっとも、現在、政府が進めている議論では、皇女と祭祀との関係は全く無視されており、配偶者についても、積極的に制限を設けるという意見は少数派のようです。金融関係に勤務する人は除く、という意見もあるようですが、職業よりも重大なことは、外国人の配偶者を認めるか、否か、なのではないかと思うのです。

　女性宮家の議論は、どこか、国民が蚊帳の外に置かれており、政府は、少数の”専門家”の意見のみを参考にしています。そして、敢えてこの問題を、議論の対象から外しているように思えるのです。

　よろしければ、クリックをお願い申し上げます。

<a href="https://blog.with2.net/in.php?626231">人気ブログランキングへ</a>