時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

日本海の名称変更要求―韓国の非常識

 日本海の名称を東海に変更するよう要求している韓国は、遂に、主戦場をアメリカに定めたらしく、請願署名でホワイトハウスのHPをダウンさせる事件に発展しています。この要求、国際名称の性格を考えますと、あまりに非常識なのではないかと思うのです。

 韓国が非常識である理由は、名称というものは、長期にわたる慣習を通して定着したものであり、一国の要求で変更できる性格のものではないからです。もし、韓国の言い分が通るとしますと、今後とも、現在の名称に不満を持つ国から、次々と同様の要求が上がることになります。国際的に定着している名称は、人為的に変更できるものではなく、韓国の自国中心主義の要求は、他の諸国にとりましては、不当な要求以外の何ものでもありません。しかも、他国に圧力を掛けたり、外国の請願署名制度を利用するとなりますと、内政干渉ともなります(ホワイトハウスの署名サイトには、韓国からのアクセスが多数を占める…)。日本国もまた、韓国側の活動に対抗するために、対外的な説明と広報に努めねばらず、労力と時間を割かざるを得ないのです。

 韓国が、日本海の名称を変更したい理由は、竹島が、日本海に浮かんでいることにあると指摘されており、いわば、国策として国際社会を振り回していることになります。竹島を不法占拠したことを正当化するために、さらに不当な要求を重ねているとなりますと、韓国は、国際社会の信頼を失うことになるのではないでしょうか。

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