時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

馬脚を露した鳩山元首相

 先日、東京では、世界ウイグル会議が開催され、ウイグルの人々が置かれている過酷な状況に、関心を寄せた方も少なくなかったと思います。誰もが、弾圧を受けているウイグルの人々を救えるものなら救いたい、と考えるものなのですが、鳩山元首相は、北京において、”内政干渉はしない””日本国民の関心は低い”といった、いとも冷酷な言葉を述べたと言うのです。

 国内にあっては、鳩山元首相は、あたかも、日本国政府や本土の日本人が、沖縄の人々を踏みにじってきたというスタンスに立ち、日本国政府を批判すると共に、分断を画策するような行動や発言を繰り返してきました。その一方で、現実にウイグル人を迫害している中国政府に対しては、非難するどころか、見殺しにするような容認姿勢を見せているのです。鳩山氏の主張する”友愛”とは、中国限定であり、人類愛や博愛からは、程遠いと言わざるを得ないのです。

 一連の発言によって、鳩山元首相は、遂に、馬脚を露してしまったようです。

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