時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

見えてしまうNHKの底意地の悪さ

 相手の悪意が見えてしまった時、通常は、不快感を持つものです。大河ドラマの「平清盛」の視聴率の低迷には、様々な要因が絡んでいるのでしょうが、NHKの底意地の悪さが国民に見えてしまったことも、その原因の一つであると思うのです。

 一般的な感覚からしますと、自国の歴史ドラマを作製するに当たっては、イメージの一致や演じる側の役柄の理解度を考慮して、自国民を起用する方が自然です。ところが、NHKは、日本国の歴史を描くドラマであるにも拘わらず、在日韓国・朝鮮系の役者を多用しているというのです。しかも、皇族などの役柄として。天皇は、日本国の象徴でもあり、こうしたセンシティブな役には、慎重な配慮が必要です。何故ならば、国民感情を徒に刺激しかねないからです。例えば、韓国の歴史ドラマで、李朝の王の役を日本人俳優が演じれば、かの国でも、おそらく、相当な反発が起きることでしょう。日本国でも、自国の歴史ドラマが韓国・朝鮮系の役者で占められるとなりますと、NHKから嫌がらせを受けていると感じる国民も少なくないはずです。このキャスティングが偶然のはずもなく、日本人の役者が多数いる中で、敢えて、反日国家出身の人々を選んだとしか言いようがないのですから。

 「平清盛」の画面が、どこか大陸風であり、登場人物達ががさつで騒々しい立ち居振る舞いをするのも、演じる側が日本の歴史に感情移入できないからなのかもしれません。NHKが、日本人を虐めるために、大河ドラマを制作したとしますと、低視聴率も当然であると思うのです。

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