時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

大津市いじめ事件―人権侵害救済法案は潰れた

 誰からも救いの手を差し伸べられることもなく、絶望のうちに死に追いやられた中学2年生の少年。大津市の中学校で起きた悲惨な虐め事件に、国民の多くが心を痛めています。

 国民の怒り冷めやらぬ、という状況ですが、この事件が明るみに出たことで、民主党が、長年、国会での成立を目指して奮闘してきた人権侵害救済法案は、永遠に日の目をみることはなくなったのではないかと思うのです。国民の誰もが、この法案は、国民一般ではなく、日教組地方自治体、警察といった組織と裏で繋がり、加害行為を繰り返しても、被害者と言い張れる人々を擁護するためのものであることを、理解したのですから。もし、この法案が可決されることにもなれば、全国レベルで、人権擁護の名の下で、在日韓国・朝鮮の団体や同和団体による加害行為が容認されることは、容易に予測することができます。今回の事件でも、加害者側の親族は、自分たちこそ被害者であると、言い張っているそうです。

 この事件が、悪法の成立をも阻止することになったとしますと、少年の死は、多くの国民を救ったことになります。人権救済法案の恐ろしさを、自らの死をもって、国民に知らしめたのですから。

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