時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

外国記者の竹島訪問―韓国の国際世論誘導に対抗を

 昨日、韓国メディアを通して、BBC、CNN、ニューズウィークといった外国メディアの記者が、こぞって竹島に上陸したことが報じられました。日本政府によるICJ提訴に応じようとはしない韓国は、何としても、国際世論を、自国有利に誘導したいようです。

 韓国政府は、海外メディアからの要請を受けて、竹島上陸の便宜をはかった、と説明したそうです。しかしながら、これは、明らかに見え透いた”嘘”です。同時期に複数の有力海外メディアが揃って竹島上陸を韓国側に要請するはずもなく、韓国側が招待したというのが真相なようです。おそらく、記者達、あるいは、メディア本社は、韓国政府から手厚い歓待を受けるとともに、多額の謝礼金なども受け取っている可能性もあります。全世界に向けて、韓国寄りの映像や記事を発信させるために…。

 昨日は、尖閣諸島について記事を書いたのですが、日本国政府は、国際社会に対する発信力が弱すぎます。法廷では勝てない中国や韓国は、嘘をついてまで国際世論に訴えることで、あたかも、”人民裁判”の如くに、日本国を”侵略者”に仕立て上げようとしているのです。日本国政府が対抗策を怠りますと、日本国は、尖閣諸島竹島を失うと共に、国際社会から理不尽な袋叩きにあってしまうと思うのです。

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