時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

尖閣諸島・竹島と尼崎事件―大陸的強奪方法

 本日もまた、尖閣諸島周辺の領海内に、4隻の中国の海洋監視船が侵入したと報じられています。”日本こそ、中国領から出ていけ”という態度なそうですが、大陸的な強奪の手法に慣れていない日本人にとりましては、理解に苦しむばかりです。

 大陸的手法、それは、因縁にかこつけた占拠と暴力です。この手法は、尼崎事件をはじめ、在日の韓国人、朝鮮人、中国人が関わったとされる事件の多くにも見出すことができます(日本国籍取得者も含めて…)。犯行の手口とは、何らかの因縁や難癖を一方的につけ、それを理由に狙いを付けた相手の家屋に居座り、日常的に心理的な圧力をかけつつ暴力を振うことで、財産、そして、人命までをも奪うというものです。尖閣諸島における中国側の行動は、まさしくこの犯罪者の手口に類似しており、現状は、領有権主張を口実とした日常的な領海侵犯という、犯行の初期段階ということになります。韓国による竹島の不法占拠に至っては、暴力による強奪の域に達してしまいました(戦後の混乱期における駅前一等地の不法占拠もまた然り…)。尼崎事件では、周辺の住民が恐怖のあまり通報を渋ったことや、警察が動かなかったことが、被害拡大の原因とも指摘されていますが、尖閣諸島もまた、中国の行動を黙認しますと、領土を奪われることになりかねません。

 日本国憲法では、周辺諸国は平和を愛する模範的な国ばかりと想定していながらも、現実には、虎視眈々と他国の領土を狙う国もあります。手口は分かっているのですから、日本国は、大陸的な強奪方法を決して許してはならないと思うのです。

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