時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

原発より1000倍以上危険な中国・北朝鮮の原爆

 民主党政権時代の原発ゼロ政策の影響は、政権交代後も日本経済に重くのしかかっており、電力各社とも、電力料金の値上げを申請しております。一時よりは下火になったとはいえ、原発反対運動も続いており、ネット上でも、再稼働反対の意見が散見されます。

 反対派の大半は、左派の市民活動家、並びに、親中派の小沢勢力なのですが、確率論からしますと、中国や北朝鮮によって、我が国が核攻撃を受ける方が、遥かに発生リスクは高いのではないかと思うのです。”科学的”と称される活断層のリスクにしましても、万単位の年月での発生確率でリスク判定されていますし、最新型の原子炉では、さらに事故確率は低下します。安全対策を強化しますと、今後、福島第一原発ほどの事故が起きる確率は、おそらく、0.001%ぐらいなのではないでしょうか。一方、中国が保有する核弾頭は、500をゆうに越えておりますし、先日、北朝鮮が実施した核実験は、水爆実験であったとも指摘されています。中国も北朝鮮も、指導者の命令一つで核ミサイルを発射できる体制ですので、我が国が、核攻撃を受ける確率は、決して低くはありません。少なくとも、核攻撃による被曝確率は、原発事故の発生確率より、1000倍以上高いのではないでしょうか。

 原発反対派の人々は、放射能の怖さを以って原発に反対するならば、中国や北朝鮮に対しても、核兵器反対運動を積極的に展開するべきではないでしょうか。原発には反対、原爆には沈黙では、反対派の人々は、中国、韓国、北朝鮮の回し者と見なされても、仕方がないと思うのです。

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