竹島の日記念式典－韓国優遇時代の終焉

　今年ほど、竹島の日記念式典が、内外の注目を浴びた年は、なかったかもしれません。式典開催に先立って、韓国政府の外交通商省の報道官は、さっそく、“日本政府高官が出席した場合、対抗措置を取る”と脅しをかけてきたそうです。

　式典の当日となる本日にも、松江市の式典周辺では、日本人と韓国人の抗議団体との間で小競り合いが起きたと報じられており、決して平穏なものではなかったようです。それにしましても、韓国の準備している対抗措置とは、如何なるものなのでしょうか。仮に、韓国が、平和裏に自国の領有権を確立したいと望むならば、それは、日本国の共同提訴提案に応じ、国際司法裁判所の判決によって、自国の主張の正当性を認めてもらう他はありません（韓国の不法占拠と根拠の欠落は明白なので、事実上、無理…）。それ以外の方法があるとすれば、日本国を軍事力で脅迫し、領有権を放棄させるということなのでしょうが、この方法も、国際法で禁じられています。また、日本国に対して何らかの対抗措置を取ったとしても、日本国政府が、逆対抗の措置をとればそれまでです。つまり、韓国には、竹島問題について、打つ手はないはずなのです。

　そこで、“嘘も百回言えば本当なる”という諺がある国だけに、声を張り上げることが、対抗手段と考えたのでしょうが、この作戦も、自国へのブーメランとして返ってきます。騒げば騒ぐほどに、不法占拠であることが、国際社会にも知れ渡ってしまうのですから。日本国が韓国の悪行に目をつむり、優遇する時代は終わったのですから、潔く、竹島を返還すべきと思うのです。

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