時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

東日本大震災の記憶-民守しなかった民主党政権

 二年前の本日2時46分、東北地方を襲った大地震と大津波は、多くの無辜の人々を、無情にも連れ去ってしまいました。二度と会えない遠いところに…。

 当時を思い起こしますに、震災対応の民主党政権の不甲斐なさに、憤りを感じていた国民も少なくなかったはずです。風前の灯であった菅元首相は、震災に乗じて政権延命を企てましたし、一刻を争う被災地の救援活動でも、民主党議員が邪魔をしていたとの批判もあります。この時、国民の信頼を勝ち得たのは、自衛隊、警察官、消防士…など、身を挺して任務を遂行された方々です。そして、米軍を始めとした海外諸国の支援ほど、有難さが身に沁みたことはありませんでした。一方、民主党は、救援に駆けつけてくださった台湾の救援隊を足止めにするなど、善意に対して誠意のない態度で接していたのです。災害時には、国民ができることには限界がありますので、政府こそ、率先して国民を守らなければ、助かる命も助かりません。

 現在、民主党に対する支持率は一ケタ代に急落し、昔日の勢いは嘘のようです。それというのも、東日本大震災の記憶が、民主党政権の失政、つまり、国民を守ろうとしなかった民主党の姿と結びついているからなのではないでしょうか。

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