時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

韓国気質分析―属国のパラドックス

 朝鮮半島は、前漢時代に楽浪郡が置かれた時から、中国歴代王朝の支配が及ぶ地域でした。楽浪郡は、直轄地として漢に編入されましたが、その多くは、属国としての歴史を歩んでいます。こうした歴史は、現在の韓国人気質にも少なくない影響を残していると思うのです。

 韓国・朝鮮人は、何度となく、契丹、モンゴル、女真などの北方騎馬民族の侵攻を受けた哀れな民族の末裔であり、被支配民族としての虐げられてきた歴史は、これらの人々に弱弱しいイメージを与えます。19世紀に朝鮮半島を訪問した欧米の旅行家や日本人の多くが朝鮮人に対して同情的であったのも、その貧しさと憐れむべき歴史の故でした。しかしながら、最近、このイメージは、崩壊しつつあります。何故ならば、韓国・朝鮮人の極めて攻撃的な実像が、最近、露わになっているからです。その理由を推測してみたのですが、この攻撃性は、北方騎馬民族の風習に求めることができるのではないかと思うのです。日本国ではあまり知られていませんが、大陸では、異民族の征服の方法として、最も凶暴な部隊を先兵隊として派遣し、征服地の男性住民を虐殺するとともに、女性だけは生かすことで自らの血統を残すという方法がとられていました。韓国人のY染色体の系統は、O系統に集中しているそうですが、その理由を、この征服方法に求める見解もあります。このことは、韓国・朝鮮人の人々は、被征服者の立場にありながら、征服者の血を受け継ぐことで、攻撃性をも備えていることを意味しています―属国のパラドックス―。

 終戦末期における日本人に対する残虐行為も、ベトナム戦争におけるライダイハン問題も、実のところ、朝鮮半島で起きた歴史的な悲劇を繰り返しているようにも見えます。今度は、征服者を称して…。日本国は、朝鮮半島の諸国に対して政策を立案するに際しては、逆効果とならないためにも、相手国の歴史や気質についても、十分に考慮すべきと思うのです。

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