時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

見るに堪えない東宮夫妻の被災地訪問映像

 昨日、東宮夫妻が2年ぶりに被災地を訪問したとして、NHK等が訪問先の映像を放映していました。この映像、どこか演出がかっていると感じたのは、私だけなのでしょうか。

 何が奇妙なのかと申しますと、まず、登場してくる被災者の方々が、みな揃って高齢の女性ばかりなのです。仮設住宅には、老若男女、様々な人々が住まわれているはずなのですが、この人選は、不自然すぎます。また、被災者の方の声は、そのまま音声として流しているのですが、東宮夫妻の声だけは、カットされています。皇族の声を報じてはならない、とする規制はないはずですので、これも、どこか作為を感じさせます。そして、さらに唖然とさせられるのは、直接に話をされた被災者が、決まり文句のように、”ありがたくて涙がでそうになった”とか”元気が出ます”…と話していることです。豪遊三昧や仮病説もあり、東宮夫妻の不人気は、既に知られるところとなりましたが、まるで、北朝鮮の”将軍様”と謁見した時のセリフを聴いているかのようです。美談風味の脚色は、むしろ、国民の多くをしらけさせます。

 小和田家の背景には、創価学会の存在がしばしば指摘されておりますが、この映像の演出にも、カルトがかった不気味さがあります。皇室の危機は、この見るに堪えない映像を通しても、ひしひしと感じられるのです。

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