時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

残念な日韓交流おまつりへの出席

 韓国人に仏像を盗まれ、かの国の裁判所の仮処分により返却を拒否されている対馬では、これまで、”アリラン”の名を加えていた夏祭りの名称を、”厳原みなと祭り”に戻すことにしました。この名称変更には、韓国の非常識な行為に対する抗議の意思を読み取ることができます。

 一方、昨日、東京の日比谷公園で開かれた日韓交流おまつりでは、外務大臣をはじめ、首相夫人や皇族までもが出席したと報じられております。日韓関係改善が理由なのでしょうが、イベントへの出席が、韓国の自尊心を満足させることはあっても、日本国民の韓国に対する感情を和らげるとは思えないのです。韓国は、政府と民間人が結託して反日政策に邁進してきております。盗難被害にあった対馬をはじめ、水産物の禁輸措置の対象に指定された8県なども被害者です。過去を振り返れば、戦後の混乱期には、朝鮮半島並びに日本国内において、多くの人々が虐殺され、今日でも、駅前などの一等地の不法占拠状態が続いています。そして、竹島は不法占領され、慰安婦や戦時徴用などについても、国際法を無視して賠償を求められているのですから、誰もが、韓国を善良な隣国とは見なしていないのです。国内に被害者が多数おりながら、当の加害国ばかりに気を遣い、配慮するのでは、日本国民の側が不満に感じるのは当たり前のことです。

 日本国の公人は、日本国民ファーストであるべきです。日本国民に背を向けるように韓国に歩み寄るのでは、公人の国民に対する無理解と冷たさのみが印象付けられるのではないでしょうか。

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