時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

旭日旗禁止法-自由主義国から脱落する韓国

 韓国の常軌を逸した反日政策は、朴政権誕生後、緩和されるどころかさらにエスカレートの一途を辿っております。ついに、韓国国会では、刑法を改正し、旭日旗の掲揚や作成を禁止する法案が提出されるそうです。反日狂気は、自らの国家そのものを破壊する勢いです。

 刑法による旭日旗の禁止は、北朝鮮と同様、政治犯、あるいは、思想犯を認めることに他なりません。本法案を提出した与党は、改正の理由として「戦犯旗(旭日旗)への国際社会の認識を変え、韓国の青少年に正しい歴史認識を育成するため」と説明しておりますが、このことは、政府が定めた”正しい歴史認識”に反する者は、自国民であれ、外国人であれ、国家権力で厳しく処罰すると宣言したことを意味しています。刑法とは、治安を維持することで、国民の生命、身体、財産を護ることを基本的な目的としておりますので、現代の自由主義国家では、政治犯や思想犯は否定されています。韓国がしばしば自己正当化のために引き合いに出すドイツの刑法も、ホロコーストの経験からマイノリティーを保護するために民衆扇動を禁じたものであり、韓国のように、国民に特定の思想を植えつけたり、他国や他民族、即ち日本国と日本人を標的とした攻撃的な目的で制定されたわけではないのです(韓国の反日政策こそ、民衆扇動罪…)。

 親日財産没収法や韓国司法の政治裁判にも驚きましたが、日本憎しのあまり、韓国は、自由主義国から脱落し、既に、現代国家の体を為さなくなりました。韓国は、自らをグローバリズムの先端を行っているものと自賛していますが、その行動を見る限り、歴史を逆走していると思うのです。

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