時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

アングレーム国際漫画祭は慰安婦問題の日韓直接対決の場に

 フランスで開催される「アングレーム国際漫画祭」において、韓国政府と民間団体は、慰安婦問題をテーマに展示を行うことを決定した報じられております。日本国における反韓感情の高まりをよそに、韓国による官民挙げての”慰安婦”国際プロパガンダは留まるところを知らないようです。

 在仏日本大使館は、当漫画際の事務局に抗議をしたそうですが、「日韓の対立があることは認識しているが、問題が難しいからといって、断る理由にはならない」と返答し、にべもなく断られてしまったそうです。果たして、日本側は、このまま韓国の行動を黙認してもよいのでしょうか。毎年開催される当国際漫画際には、日本の漫画ファンがヨーロッパ各地から集うイベントであり、韓国側は、日本国のイメージを傷つけると同時に、自国の政治的主張をアピールしたいのでしょう。極めて質の悪い嫌がらせなのですが、事務局が容認している以上、日本国が止めることはできない状況です。そこで考えられるのは、できる限り、韓国のプロパガンダを逆手に取ることです。民間では、既に対抗プロジェクトが進行しており、韓国が出展を予定している50本の漫画の倍、すなわち、100本もの”慰安婦の真実”を描く日本側の漫画を準備しているそうです。この勢いですと、国際漫画際は、日韓の慰安婦対決の主戦場とも化しますが、第三者が見ている国際舞台における直接対決は、実のところ、日本国にとりましては、またとないチャンスともなります。漫画祭への来訪者は、公平な審判者となりえるのですから。つまり、国際漫画祭は、韓国の慰安婦捏造と日本国に対する誣告が白日の下に晒される場となるかもしれないのです(日本の漫画は、事実を淡々と描き出すだけで十分…)。

 アングレーム国際漫画祭が、慰安婦問題をめぐる日韓直接対決の場となることが知れ渡れば、純粋な漫画ファンには迷惑かも知れませんが、違った意味で国際的な関心を集める可能性もあります。果たして、韓国は、この直接対決に勝つ自信はあるのでしょうか?

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