時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

国籍を偽る通名の禁止を

 これまで、在日韓国・朝鮮の人々は、本名ではなく、日本人の氏名を通名として名乗ってきました。これらの人々が、通名を使用するようになった理由は、戦後直後の乱暴狼藉に始まる日本人に対する加害行為にあるとされています。

 犯罪を働いても、本名では報道されず、通名も何回でも変更できるため、犯罪者に”やさしい制度”なのですが、今では悪用の事例が散見されます。良かれ、として温情的に設けた制度が、さらに犯罪を助長するという、悪しきケースなのです(犯罪の隠蔽が可能となれば、犯罪に対するハードルが下がる…)。これまで、在日韓国・朝鮮人の利益のために公認されてきましたが、その一方で、日本人にとりましては、相手がどこの国の人であるのか知ることができないのですから、社会的なリスクでもあります。犯罪や社会的リスクを減らすどころか、逆に増やすような制度は、良い制度とは言えないと思うのです。

 国籍を偽る通名の使用は、詐欺的な行為でもあります。 現在、自民党内では、通名の変更を禁止する法案を検討しているそうですが、日本語による氏名表記のため、通名を使用せざるを得ない外国人もおりましょうから、少なくとも、国籍や出身国を誤魔化すような通名だけは、禁止すべきなのではないでしょうか。

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