時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

日本の発掘ニュースも”韓国起源説”に汚染されている?

 近年、日本国内でも歴史を塗り替えるような発掘や発見があり、しばしば、マスコミも報じていますが、奇妙なことに、専門家の意見として朝鮮半島から伝わったとする推測が記載される場合が非常に多いのです。

 本日も、群馬県の金井東遺跡から発掘された骨製小札に関する記事には、「韓国で4世紀の骨製小札が出土した事例があるとされ、今回の小札は穴の開け方から、韓国の技術を用いて日本で造られた可能性が高い」と掲載されていました。そもそも、韓国からの出土例は、”…あるとされ”と伝聞で表現されており、朝鮮半島のどの地域の出土であるのか、明確な根拠は記されていません。古代にあっては、韓国という国は朝鮮半島にはなく、新羅百済高句麗の三国に加えて、南部には任那日本府がありました。特に百済を含めた南部は倭人の居住地でもあったのですから、”韓国起源”は、専門家の表現とは思えません。また、骨に穴を開ける技術が、朝鮮半島独自のもののはずもなく、日本国にも、骨よりもはるかに硬いヒスイに穴を開け、勾玉を造る技術があったのですから、韓国起源説は、この面においても無理があります。

 我が国のマスコミには、考古学的な発掘については、常に”韓国起源”と記さなければならない、とする韓国勢力との密約でもあるのでしょうか。あまりに不自然な”韓国起源”の報道記事に、うんざりしている国民も少なくないと思うのです。

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