時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

萩生田氏発言-国民世論を代表したのでは

 河野談話について新談話の可能性について言及した萩生田氏の発言は、公明党をはじめとした政党やマスコミからは、失言として扱われています。しかしながら、世論調査の結果、約6割は河野談話の見直しに賛成しているのですから、批判一辺倒の報道ぶりには疑問を感じます。

 河野談話について多方面から検討した結果、その内容に誤りがあれば見直すのは、当然の対応です。世論調査も、常識的な国民の意見を反映したものであり、虚偽に基いて作成された日韓共同作文が、日本国の歴史と名誉にダメージを与えていることを考えれば、談話見直しは、国民の願いでもあります。確かに、安倍首相は、河野談話の踏襲を表明しましたが、将来にわたってこの談話が維持されることを約束したわけでありません。萩生田氏の発言が、反省を要するものとも思えないのです。むしろ、すべての国会議員が国民の多数意見を無視し、バッシングを怖れて口を噤むことのほうが、よほど、批判されるべきことです。

 批判に回る人々は、日本国民の声には耳を傾けず、韓国の立場から自由な言論を封殺するために発言しているかのようです。こうした人々こそ、むしろ、国民からの支持を失うことになるのではないでしょうか。

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