時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

韓国は日本への密入国者問題に対処すべき

 戦後しばらくの間、在日韓国・朝鮮の人々は、戦時徴用のために”強制連行”されたとする説が、まことしやかに語られてきました。しかしながら、最近になって、戦時徴用された人々の大半は帰国しており、現在、日本国に居住する在日韓国・朝鮮人の人々は、戦前に自発的に来日した人、あるいは、密入国者であることが判明しています。

 日本人引揚者に紛れ込んだ可能性もありますが、その大半は、朝鮮戦争の混乱時に日本国に逃げ込んだ人々とされています。特に、済州島では、韓国政府による虐殺事件などが発生したために、日本国の密入国者にあっては済州島出身者が多いそうです。密入国の原因は、韓国側にあるのですから、韓国政府が責任を以って密入国者の帰還事業を実施するなど、積極的な措置をとるべきですが、これまでのところ、あたかも”棄民”するかのごとく、日本国政府社会保障社会福祉などを押し付けています。しかも、韓国政府は、朝鮮戦争に際して発生した自国民虐殺事件を隠蔽してきた経緯があり、隠蔽政策が棄民政策とも連動しているのです(存在していないかのように扱われている…)。

 朝鮮戦争は、休戦協定が締結されて以来半世紀以上が経過し、一先ずは、国内の安定を回復しているのですから、韓国政府は、日本国に逃れた密入国者を自国に呼び戻すべきです。韓国の国内世論では、”全てが日本の責任”とされているようですが、最も無責任なのは、韓国なのではないかと思うのです。

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