時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

”九条信仰”はカルトなのでは?

 本日、ネット上で、興味深い情報を目にしました。韓国で悲惨な船舶事故を起こした会社のオーナーは、キリスト教系のカルト教団の信者であり、その教えとは、単純化すれば、”自らを義人であると宣言すれば、以後、如何なる悪事を働いても罪にならない”というものなそうです。
 
 ところで、こうしたカルトの教義は、憲法改正に断固として反対し、日本国憲法第九条の死守を訴える人々の思考回路に近いのではないかと思うのです。どのような点が共通しているかと申しますと、一旦、善であると自己規定してしまえば、その後に起きる全ての害悪の責任をとらなくてもよい、と考えている点です。”九条信者”の人々も、日本国が平和憲法と称される現行憲法を維持していさえすれば、以後、何が起ころうとも、全てが許されると信じ込んでいます。たとえ、外国から侵略を受け、日本国民が異民族な故にチベット人ウイグル人と同様に迫害され、生命、身体、財産が奪われたとしても、世論を誘導した自分には責任も罪もないと考えているのです(自分自身は善なる平和主義者…)。こうした人々こそ、いざとなれば、日本国から我先に逃げ出すか、侵略側の進駐軍と一緒になって日本人を虐殺することでしょう。
 
 無責任体質は、カルト教団に限らず、韓国社会の病理なのでしょうが、こうした考えが蔓延れば、日本国も国民も、取り返しのつかない損害を被ります。”九条信者”に対しては、予防策として、予想される将来の惨事に対する主張者としての責任を厳しく問うべきと思うのです。
 
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