時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

集団的自衛権行使の世論調査―反韓が原因では?

 世論調査の結果によりますと、集団的自衛権の行使に賛成するパーセンテージが、前回と比較して軒並み低下していると報じられています。低下の原因は、第二次朝鮮戦争にあるのではないかと思うのです。
 
 近年、韓国政府が反日政策と日本国に対する嫌がらせを激化させたため、日本国内の世論は、急速に反韓嫌韓に傾いています。先月発生した旅客船沈没事故で明るみになった韓国人の無責任、かつ、身勝手な行動がこの傾向に輪をかけており、対韓感情の回復の見込みもほとんどない状態です。日本国が、集団的自衛権を行使するシナリオとして第二次朝鮮戦争が頭に浮かぶとしますと、正直なところ、”韓国だけは援けたくない”が多くの日本国民の本音ではないかと思うのです。韓国は、幾度となく日本国に対して恩を仇で返してきたのですから。
 
 集団的自衛権の行使に関する世論調査は、シナリオごとに設問を設定しなければ、正確に世論の動向を掴むことはできません。あるいは、マスコミ各社は、朝鮮有事における集団的自衛権行使反対が90%といった数字が出てくるのを怖れているのでしょうか。
 
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