時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

真に耐えられないのは舛添都知事の卑屈さ

 知事就任以来、舛添東京知事は、韓国寄りの発言や行動を繰り返す度に、世論の反発を買ってきました。先月末の訪韓がこの傾向にさらに拍車をかけることになったのですが、ここ数日は、ヘイトスピーチの法規制問題に関しての氏の発言が激しい批判を浴びています。
 
 ネット情報によりますと、舛添知事の問題発言とは、”たとえ韓国から何を言われようとも、日本人は耐えるべきであり、耐えることこそ日本の美徳である”とする内容のものであったそうです。言い換えますと、法規制によって、日本人による韓国人に対するヘイトスピーチは厳しく取り締まるけれども、日本人は、韓国人のヘイトスピーチに対しては耐え忍ぶべきとし、日本国の政治家でありながら、法の前の平等に反し、日本人差別を公然と認めたことになります。東日本大震災に際して”祝意”を表明したぐらいですから、韓国人の日本に対するヘイトスピーチの憎悪表現の過激さは日本国の比ではありません。しかも、誣告によって”犯罪者呼ばわり”するのですから、日本国は、韓国によって不当に名誉を傷つけられているのです。
 
 名誉を傷つけられても、濡れ衣を着せられても、抗議することなく黙っているのは、卑屈というものです。日本人が真に耐えられないのは、舛添知事の卑屈さなのではないでしょうか。
 
 よろしければ、クリックをお願い申し上げます。