時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

政府は竹島犠牲者の慰霊祭を

 竹島問題は、ようやく教科書にも掲載されるようになりましたが、重大事件であったにも拘らず、殆ど日本国民には知られていない状況が続いておりました。しかしながら、この時、漁業を営んでおられた島根県民の方々の尊い命が犠牲になっっております。

 4人の無辜の日本人の命が奪われながら(*死傷者44名とのことですので、訂正いたしました。誤情報を掲載いたしましたこと、心よりお詫び申し上げます。)、一般の日本国民には、犠牲になられた方々のお名前さえ知らされておりません。そして、どのような状況で殺害されたのかを知る手だてもほとんどないのです(韓国側に銃撃されたとも…)。竹島の不法占拠は、北朝鮮拉致事件に優るとも劣らない韓国による暴挙ですが、竹島問題への関心と同様に、犠牲になられた方々への関心が薄かったのは、日本国、並びに、日本国民としては、反省すべきところであるかもしれません。

 日本国政府は、竹島の日の記念式典と共に、竹島犠牲者の慰霊祭を開催すべきなのではないでしょうか。今のままでは、日本国政府が護ることができなかった故に、恐怖の中で亡くなられた方々の御霊に申し訳がないと思うのです。

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