時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

二階議員から読み解く中韓関係

 1000人規模の訪問団を結成して訪韓して以来、二階議員の発言が世論の激しい反発を受けるようになりました。

 最近、韓国から勲章を授与されたそうですが、二階議員は、親韓派と言うよりも、むしろ、中国との関係で知られた議員でした。和歌山県の選挙区選出の議員ですが、和歌山県と言えば、上野動物園を凌ぐ数のパンダを飼育する動物園があります。パンダ外交を思い起こせば、二階議員と中国との親交の深さを表していますが、ここにきて、韓国との関係を強化している背景には、中国から何らかの要望や示唆があるのではないかと推測するのです。二階議員の中韓への利益誘導は、日本人の政治家としては驚くほどに露骨です。ここまで過激な発言を平然と口にできる背景には、中国という”後ろ盾”があるのではないかと疑わざるを得ないのです。

 日本国内の世論の反発や有権者の支持など眼中にない態度からしますと、二階議員は、日本国の国会議員と言うよりは、中国の対日、並びに、対韓政策のための活動要員のように思えます。そしてその活動ぶりは、中韓がより密接に連携していることをも示唆しているように思えるのです。

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