時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

女性誌の政治化は危険な兆候

 最近、これまで政治関連の記事を掲載することがなかった女性誌の多くが、安保関連の特集を組むようになったと報じられております。”読者の要望に応えて”とのことのようですが、この説明、文字通りに受け取ることはできないように思えるのです。

 女性を含め、国民の間で、政治への関心が高まることは望ましいことなのです。しかしながら、政治プロパガンダの手法の一つとして、”女性の洗脳”があることを思い起こしますと、女性誌の政治化は、危険な兆候にも思えます。政治思想集団が、国民の間の支持を増やすために女性をターゲットとする理由は、女性は、家庭にあっては妻であると共に、子供達の母親であるからです。いわば、家庭の中心に位置し、その影響力は絶大です。一人の女性を支持者として獲得すれば、他の家族全員を取り込むことができますし、さらには、親から子へ、子から孫へと、代を重ねるごとに支持者を自然に増やすことができるのです。また、女性の多くは家庭内におり、政治や経済に対する知識や情報が乏しいともなれば、男性よりも洗脳が容易です。

 女性誌の記事に登場する著名人は共産党支持者に偏っておりますので、女性誌の目的は、安保法案反対を通した左翼勢力の宣伝活動と推測されます。安保法案が成立すれば徴兵制が導入され、子供や夫を戦場で失うとするイメージを読者に植え付けたいのでしょう。安保法案こそ、中国の軍事的脅威への対応であることを考えますと、女性誌は、既に中国と結託した共産主義者の宣伝戦略の道具と化しているのではないかと思うのです。

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