中韓は女性の人権問題の普遍化に耐えられるのか?
今月22日、サンフランシスコ市議会では、慰安婦の碑や像の設置を促す決議案が、全会一致で可決されたとそうです。慰安婦像の設置が決定されたわけではありませんが、中国系の市議による提案ですので、中韓協力による対日歴史攻勢の一環であることは確かなようです。
ところで、日本側からの抗議があったこともあり、対日非難姿勢を弱め、普遍的な女性の人権問題の文脈で決議案を採択したとも伝わります。近年、中韓は、普遍性を強調することで、慰安婦像の設置を正当化する動きも目立っており、多くの人々の支持を得るためには、普遍化戦略が有効であると判断したのでしょう。しかしながら、中韓とも、普遍化戦略は、自らにブーメランとなって帰ってくるはずです。中国に至っては、”七不講”によって、普遍的な価値を語ることさえできません。また、韓国は、朝鮮戦争における慰安婦問題を抱えており、ベトナム戦争に至っては、非人道的な虐殺・暴行を実行し、ライダイハン問題でも非難を受けております。慰安婦像に、これらの悲劇を記すように要求された場合、もはや断ることはできないはずです。
日本国の慰安婦問題は、朝日新聞社の記事撤回もあり、実像が明らかにされつつまりますが、慰安婦問題が普遍化されますと、その真実性故に批判を浴びるのは、むしろ、中韓の両国です。中韓は、女性の人権問題の普遍化に耐えられるのでしょうか。
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