時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

山本太郎議員の葬式パフォーマンスの謎

 安保法案の採決の場で山本太郎議員は、喪服に身を包み、手には数珠を握り、お焼香のパフォーマンスで反対票を投じました。日本国の議会史において、ここまで不真面目な態度をとった議員は、山本議員を置いて他にいないのではないでしょうか。

 山本議員のパフォーマンスは、日本国政府、並びに、国民に対する著しい侮辱行為です。生きている人を死者として扱うことは、ヘイトどころではない存在否定の行為ですし、国会を自らの私的パフォーマンスの場としたことは、民主主義の下で国会議員に政治を付託している国民に対しても失礼極まりまりません。山本議員のパフォーマンスを見て怒りを覚えた国民も少なくなかったはずです。そして、この件に関して疑問に感じることは、このパフォーマンスが、山本議員個人の発案であったのか、否かです。そこで思い出しますのは、佐野研二郎氏の五輪エンブレムが”葬式エンブレム”と揶揄されていたことです。エンブレム事件でも、パクリ問題は別としても、デザインが酷評された理由は、黒を中心とした色調にありました。喪を連想させるこれらの二つの事件は、単なる偶然なのでしょうか。

 山本議員には、何らかの勢力がバックに付いているとしますと、そこには、日本国を葬り去ろうとする悪意が感じ取れます。山本議員については、その背景をも追及してみる必要があるのではないでしょうか。

 よろしければ、クリックをお願い申し上げます。
  

 よろしければ、クリックをお願い申し上げます。