時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

二階議員は中韓のスポークスマン?

 与党自民党の幹事長に就任して以来、その言動が否が応でも注目を集める二階議員。昨日は、出演したテレビ番組において「女性尊重の時代に天皇陛下だけそうはならないというのはおかしい。時代遅れだ」と発言したことが、波紋を広げています。

 二階議員は、”朝貢”とも揶揄されたように、大規模な訪中団を結成して北京に赴くなど、日本国きっての親中派で知られています。本人は、否定しておりますが、工作員やスパイが自ら身元を明かすことがないように、本人の否認は信用なりません。政治家を評価する上で判断すべきは、実際の行動と発言です。国民の誰もが怪しんでおり、”未来の首相候補”としてマスコミが懸命に持ち上げても国民の反応は冷ややかなのですが、今般の発言も、背後に中国や韓国の意向が働いているとしますと、納得もできます。

 何故ならば、女性天皇の方が、既に指摘されているように、天皇家を乗っ取るには好都合であるからです。日本国の伝統では、女性天皇は、未婚であるか、寡婦ですが、女性天皇を推す勢力は、”時代遅れ”を理由にこの伝統も廃止できると考えていることでしょう。小和田家の時にも、外部圧力によって血統の調査は中止させられましたが、皇配もまた自由恋愛で誰でも良いとなりますと、当然に、女性天皇の夫君となる男性がたとえ漢人系や朝鮮系…であったとしても、血統の調査は実施されない公算は高いのです。将来的には、母系のみならず、父系も外国人の天皇ということもあり得ます。

 二階議員が、自らの考えで発言しているとは思えず、中国や韓国といった海外勢力のスポークスマンとしての発言であると捉えますと、これらの対日戦略も見えてきます。否、今日の二階議員の政治的ステータスは、日本国民ではなく、外国や外国勢力によって支えられており、仮に、こうしたバックがなければ、有力政治家として二階議員が一目置かれることはなかったはずなのです。二階議員の言動は、内政不干渉の原則にも拘らず、日本国内、そして皇室に、海外諸勢力の影響が浸透している現状を図らずも露わにしていると思うのです。

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